File:35(5月号)
 緑色がキレイなグリーンピースたっぷりの豆ご飯。今が旬で、鹿児島や福岡で沢山栽培されていますが、もう食べられましたか?グリーンピースはエンドウマメの未成熟な若い実です。小粒で可愛らしいのですが、実はとても栄養豊富。
特に野菜からは摂りにくい、代謝を助けるビタミンB群や身体を作るたんぱく質、整腸作用が期待される食物繊維も野菜の中では優等生です。
 サヤ入りの場合は端から端まで実がしっかり入り、サヤの緑が濃く全体がコロンと太っているものを選びましょう。生のグリンピースは鮮度低下が早く、糖がでんぷんに変わってしまいます。手に入ったらすぐにサヤから出し、ポリ袋に入れ冷蔵庫で保存するのがベストです。沢山ある場合は、サッとボイルし、茹で汁ごと冷蔵してなるべく早く使い切るか、水を切って密閉容器で冷凍してくださいね。豆ご飯やポタージュの他にも、かき揚げやポテトサラダ、チャーハンなどに彩を添えたい時にとても便利な野菜ですよ。
ギリシャ時代にはすでに栽培されていたと言われ、ヨーロッパの人々には非常に馴染み深い存在です。二百年ほど前に、初めてグリンピースの瓶詰めが世に出た時、パリの記者はこんな記事を書いています。「この冬の最中、このビンの中には5月の太陽が入っている!」当時の人々がどんなに喜んだか、目に浮かぶようです。