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File:31(1月号)
私達がミカンと呼んでいるのは、温州(うんしゅう)ミカンのこと。日本を代表する柑橘類の一つです。日本で品種改良が進みましたが、中国のミカンの名産地である温州の名をつけたという説があります。ミカンの栽培はトマトと同様、水分をギリギリまで与えずストレスを加えることで、甘味と酸味のバランスがとれて美味しくなります。水はけと日当たりがよい傾斜地が栽培に向いていて、和歌山、愛媛、静岡が大生産地です。しかし、生産量は減少傾向にあり近年は100万トン台を推移しています。
美味しいものは、ヘタが小さく皮が薄く、身がしまっていて、皮の点々がはっきり大きいものが美味しい証拠。箱買いをして中に傷んでいるものがあったら取り除き、ヘタの部分を下にして冷所に保管しておくとよいですよ。
ミカンはカロテンとビタミンCの宝庫。カロテンはトマトの2倍あり、非常に高い抗酸化作用を持ち、ガン予防や生活習慣病予防に効果があるカロテンの仲間、ベータクリプトキサンチンも含まれています。ビタミンCは、一日に3個ほどで必要量を満たします。皮をむいた中の一房の袋にはビタミンCの働きをサポートする成分があり、白いすじには循環器系の疾患を予防する成分があるようです。できるだけ袋ごと食べましょう。
「こたつにミカン」の季節です。アメリカでは「テレビオレンジ」と呼ばれているとか。同じような感覚でミカンは親しまれているのです。
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