File:23(5月号)
  雲仙岳の北側に広がる耕地では、土作りを考えたジャガイモ畑が広がり、国内生産第2位です。3月から収穫が始まっている新ジャガは、5〜6月が特に美味しいそうです。皆さんの食卓にも度々登場しているでしょうね。長崎県産の主要品種の特徴を見てみましょう。 @アイユタカ:新品種。他のジャガイモよりビタミンCの含有量が多く、柔らかく味の染み込みも早い。スープやポテトサラダにオススメ。 Aデジマ:やや粘りがあるが、ホクホク感も有り。春も秋も収穫量が多く、大玉になる。肉じゃがなどに最適。 Bニシユタカ:大玉にもなり揃いもよく、特に春作が良品。皮がむきやすく煮崩れしにくいため、おでんやカレーなどの煮込み料理にピッタリ。 これらの品種は、共にエグ味の成分であるグルコアルカロイドが少ないため、美味しさがいっそう引き立ちます。皮には豊富な食物繊維が含まれていますので、皮が薄く柔らかい新ジャガは、是非皮付きで召し上がりください。春ならではのみずみずしさもこの季節だけしか味わえない美味しさです。  ジャガイモは一年中日本のどこかで収穫されていますが、九州産の可愛らしい小粒の新ジャガは春の訪れを告げる野菜のひとつです。