File:20(2月号)
  関東では京菜とも呼ばれる代表的な京野菜ミズナ。17世紀後半の書物には記載が見られ、京都東寺九条辺りで畝間に水を張って栽培したことから水菜と呼ばれるようになったそうです。京都の八百屋にミズナが並ぶと冬本番と言われていました。今ではニーズに合わせて一年中出回りますが、特に2月に収穫される露地物は、糖分を蓄えて柔らかく、とても美味しいですね。分枝性が特徴で1株の端数は600程、重さは4kgにもなります。昔は、この大株が中心だったようです。  栄養面ではカルシウム、鉄、これらの吸収率をアップするビタミンC、カロテンは粘膜を保護し風邪の予防になります。妊娠中の女性に是非摂っていただきたい葉酸など、なかなか優秀です。特にビタミンCが豊富ですから、美容のためには生で召し上がってください。 野菜売り場でミズナを何種類か見つけたら、見比べてみてください。少し値段は高いかもしれませんが、軸が細い方が上物です。サラダにはそちらをおすすめします。また、「ハリハリ鍋」に代表されるように鍋物、煮物、漬け物にと何でもOKです。クセがないのでこっくりとした味わいのものとの相性もバツグン。ミズナはシャキシャキ感が食欲をそそります。加熱する場合も短めに仕上げましょう。