File:18(12月号)
  朝晩の冷え込みに鍋物が恋しい季節になりました。そこで欠かせないのがハクサイです。
精進料理では大根、豆腐と共に「養生三宝」の一つにあげられ、昔から体に良い食材と言われてきました。
淡白な味ながら様々なビタミン・ミネラルを含んでいます。比較的多いのはビタミンCとカリウム。ビタミンCは外葉と芯葉に多く含まれていますが、熱に弱いのでお漬け物は理想的です。塩分が気になりますが、カリウムはその塩分の排泄を促してくれます。また、ビタミンの仲間には水溶性のものが多いので弱火でコトコト煮て、煮汁ごと食べるスープはオススメ。一度に沢山食べられ、食物繊維も摂ることができます。
ハクサイは95%が水分なので、元来凍りやすく霜にも弱いのですが、茨城で12年かけて品種改良を重ね「霜降りハクサイ」が生まれました。通常のハクサイより糖度が2〜3度高く、うま味と甘さが絶品です。鍋だけではなくサラダなど生食でも美味しい。見かけたら、是非生で試してください。
保存は、丸ごと新聞紙に包み冷暗所に立てておけば、冬場なら1ヶ月は持ちますよ。カットものは、芯の高さが1/3以下で断面が平らなものを選んでください。古くなると乾燥して盛り上がってきます。買う時には、よ〜く見てくださいね。