File:14 (8月号)
  暑い日が続くと水分の多い野菜や果物を口にするとホッとしませんか?知らない内に汗をかいて体の水分が失われています。そんな時は、水分の多いウリ科の野菜は最適。中でも約95%が水分のキュウリは素朴で庶民的。7〜8月が旬ですが、品種改良、栽培技術の発達で通年出回っています。
 見分け方は、イボがチクチク痛いもの、花落ちの部分がみずみずしいもの、ハリと弾力があるものなどが良品といわれています。また、以前はブルームといわれる白い粉のようなものが表面に付いていましが、これは、キュウリ自身が身を守るために生み出した物質。それなのに農薬と誤解されたりしたことからブルームレスが登場し、現在はこれが主流です。 
 私の小さい頃はクルンと曲がったキュウリを丸かじりするのが美味しかったのですが、今では曲がったキュウリは見当たらないですね。見た目よく箱詰めしやすい真っ直ぐなキュウリが重宝がられて、曲がった小さめのものは二度と陽の目を見られないのです。曲がっていても美味しさに変わりはありません。植物としての個性をもう一度見直してあげませんか?