File:06 (12月号)
 イギリス人の友人が言いました。「僕の国では、木の根っこは食べないよ。」彼には箸休めに作った「たたきゴボウ」が野菜に見えなかったのでしょうね。ゴボウは日本特有の野菜です。調理に手間がかかりますが、その独特な香りと旨味は和食に欠かせないものです。香りも旨味も皮の部分に多く含まれているので、皮はむかずにタワシでよく洗うか、包丁の背でこそぎ落とす程度にした方が良いようです。また、アク抜きに3分位水につける事もお忘れなく。ゴボウと言えば食物繊維含有量が100g中に5.7gと野菜の中でも際立っていて、便秘予防だけでなく生活習慣病の予防にも効果的と言われています。 選ぶ時は、泥つきの方が風味も日持ちも良いようです。太さが均一でひげ根があまりないもの、弾力があってヒビ割れがないものが良質です。
 皆さんはきんぴらを作った時、ゴボウの味が薄いと感じたことありませんか?最初に斜め薄切りしてから千切りにすると風味の良い美味しいきんぴらが出来ますよ。千切りゴボウを素揚げし、パラパラ塩をふって作るゴボウチップスもなかなか美味しいです。新ゴボウの旬は初夏ですが、一般的なゴボウは晩秋から初冬が旬です。和食だけでなく洋風や中華風にも挑戦してみてくださいね。